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2007.12.10 もう、いい?
夜中の三時半頃だったかな。
廊下で天鈴が寂しいよ~って鳴いていた。
目が覚めて、部屋のドアを開けると、天鈴が小声で「ナオゥ~」と鳴きながら駆け込んできた。
まん丸な目で、私が掛け布団を跳ね上げた布団の縁に駆け寄り、おずおずと前足で布団の縁を叩く。
天鈴を保護した日、私は自室に天鈴を入れて一晩過ごしたけど、まだお風呂にも入っていない天鈴を布団に入れてやる事が出来なかった。「ここには入らないで」と布団の横にタオルをしいてやったのだ。それ以来、天鈴は自主的に私の布団に入ろうとはしない。
それが、最初のあの晩のように心細そうな顔で「だめかにゃあ?」と項垂れている。
私は布団に横になって、自分の隣をポンポンと叩いた。
「ここ、いいよ。おいで」
天鈴はちょっと考えて、まず両前足を乗せて、私の顔を見つめる。
「大丈夫、もうだめじゃないの。ママの横においで」
ゆっくり、天鈴の目を見て、言ってみた。
「にゃん」
天鈴はそっと布団に上がって、ちょっと遠慮しながら私の横で香箱を作った。私はゆっくりを掛け布団を掛けた。天鈴は目を細めてこっちを向いて、暫くゴロゴロ喉を鳴らし、私にくっついて一時間ほどそうしていた。
天鈴は、満足したのかな。
私は、とっても満ち足りた気持ちになった。
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