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2007.09.23 早朝の訪問者
明け方の五時…遠くから鈴の音が近づいてくる。
私の部屋の前で鈴の音はピタリと止まり、消え入りそうな猫の声がした。
「…ぅん~…ニャオゥ~…」
こちらの気配を伺っているのが伝わってくる。
無視して寝てしまう事も出来るのだが…ダメだなあ、無視できない(笑)
ドアを開けると天鈴は嬉しそうに部屋に飛び込んできて、力一杯私の体に額を擦り付けてゴロゴロと喉を鳴らしている。
全身で「ありがとー!」って言っているみたいだ。
天鈴は普段、母が起きる7時まで大人しく寝ている。
でも時々、何か悪い夢でも見たのか寂しくなったり、あるいはおやつが足りなくて小腹が空いたりすると、時間なんかお構いなしに私の部屋にやってくる。
私も寝ていれば良いのに何故か天鈴の声だけは目が覚めてしまうから不思議だ。やっぱり猫は特殊な電波でも出しているのかな?
今日の天鈴は小腹が空いていたらしい。布団に座って「どうしたの?」と言う私の太腿に暫く額を擦り付けた後、「にゃは~」と言う。「ご飯?」と訊くとゴロゴロのトーンが上がる。
寝ている家族を起こさないように、天鈴に「静かにね」と言うと、天鈴は嬉しさを必死に押さえて声を出さずに一緒に階段を下りる。声を出さない分、尻尾がピコピコするし、一歩一歩が弾んでいる。
天鈴はダイニングに入って私がドアを閉めると途端に「にゃ~!」と鳴き始める。「静かにね」の意味が解っているのが偉い(笑)
私はテンション上がりっぱなしの天鈴に、眠さでフラフラしながら一口ずつ猫缶を皿に入れてやる。
外でスズメが鳴いていて、私はこれからまた寝ちゃうなあ…とちょっと悲しい気持ちになるんだけど、天鈴が本当に嬉しそうに猫缶を食べるから何となく「まあいいか」なんて思ってしまう。
猫缶を平らげると、天鈴は「寝るにゃ」と寝床に向かう。一応、私がダイニングを出るまで待っているのが天鈴なりのマナーらしい。
出来たら朝まで寝ていて欲しいんだけどな。
でも、「猫缶貰って嬉しいにゃ。ママが起きてくれて嬉しいにゃ」と言わんばかりの弾んでいる天鈴の背中を見ると…私の負けなのだ。
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