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2007.03.13 天鈴のご飯
出会った時、天鈴はガリガリに痩せて足を引きずった猫だった。
全身の骨が全て見て取れるようだったし、とにかくやたらと頭部の大きな猫に見えた。私が人生で見た中で一番頭の大きな猫だったのだ。
獣医さんは天鈴を観て言った。
「この子、後一日、貴女に会うのが遅かったら餓死していたよ」
色んな偶然が重なって、私と天鈴は奇跡的に出会ったんだと思う。そう思っていたら、ずっと天鈴との出会いに感謝できるしね。何事もドラマティックに考えておくと印象的なんだ(笑)

天鈴は出会ってから半年くらいは、差し出すものは何もかも食べていた(食べなかったのは米くらいかな)。猫缶なら開ければ何個でも食べてしまったし、カリカリもガツガツ食べていた。
とにかく、目の前にある食べ物を胃袋に詰め込んでいるという感じだ。
痩せっぽちの猫だったから「沢山お食べ」と思う反面、何故こんなにも必死にこの子は食べ続けるんだろうと悲しかった。何時食べ物をもらえなくなるか判らないと思っているのか、とにかくある時に食べなければ生きていけないと思っているのか…。
そのうち、私は「この子は、満たされない何かを食べる事で埋めているのかもしれない」と思った。彼が、私の家に辿り着くまでの、過酷な日々を思うと悲しくてたまらなくなった。夜中に、ご飯をねだる天鈴を抱きしめて何度も泣いてしまった。

出会ってからそろそろ一年と九ヶ月。
この頃の天鈴は食べ物の好き嫌いが激しい(笑)
猫缶は同じ種類の味違いをずっと食べるのだが、一ヶ月くらいで突然飽きる(笑)そこで別の種類の猫缶の味違いを揃えると、また喜んで食べまくる。そしてある日突然、猫缶に飽きるのだ。
おやつも鮪を喜んで食べまくったかと思うとある日突然飽きる(笑)
鶏肉も「もうヤダニャ」とある日突然イヤイヤをする。
猫が鶏肉を食べ飽きてどうすんだよ!と突っ込まずには居られないんだけど、食に我侭になった彼を見ているとちょっと嬉しいのだ。
ああ、コイツは食べ物に文句を言えるくらい、安定したんだなって。我侭を言っても、大丈夫だって思えたんだって。
だから「また飽きたのか?!馬鹿にゃんこ!」と一応は怒ってみるんだけど…笑っちゃう自分が居る。猫に毅然とした態度を取れる人間になろうと思ったんだけどなあ…。まあ、天鈴が可愛いから良いとしよう(笑)

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ご飯は美味しいのが良いのニャ。天鈴はグルメだニャ
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